審美歯科と一般歯科・矯正歯科の違いは?目的別の選び方! - 瑞穂区・南区新瑞橋駅近くの歯医者【RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】

歯科コラム

審美歯科と一般歯科・矯正歯科の違いは?目的別の選び方!

審美歯科と一般歯科・矯正歯科の違いは?目的別の選び方!

「審美歯科と一般歯科は何が違うの?」

審美歯科は、口元の美しさに重点を置いた治療を行う歯科です。

歯の着色や歯並びで悩んでいる方は、一般歯科よりも、見た目の美しさに重点を置いて治療する審美歯科の方が向いている場合があります。

自己負担のケースが多いですが、一般歯科では使えない素材を使った治療が可能です。

本記事では、審美歯科と一般歯科・矯正歯科との違いと、審美歯科のメリット・デメリットを解説しています。

審美歯科について学んで、歯の悩みを解決していきましょう。

1.審美歯科とは

審美歯科とは「見た目の美しさ」に重点を置いた歯科治療です。
しかし、審美歯科の治療は、単なる見た目の美しさの追求にとどまりません。

虫歯や歯周病治療を行ったうえで、さらに歯を白く見せる・歯並びを整えるなどの治療を行い、機能面でも満足のいく歯科治療を目指します。
ここからは、審美歯科と一般歯科、矯正歯科との違いを具体的にご説明します。

1-1. 一般歯科との違い

審美歯科と一般歯科との最も大きな違いは「保険適用ができるかどうか」です。
一般歯科は、虫歯や歯周病など、歯の「病気の治療」を目的としています。
そのため、健康保険の対象となる治療が多く、費用を抑えられることがほとんどです。

一方、審美歯科では、見た目の美しさを重点的に改善するため、ほとんどの治療が健康保険の適用外の自由診療となります。
しかし、歯の見た目を美しくする技術は、一般歯科と比較して非常に優れています。

そのため、歯並びや歯の黄ばみなど歯にコンプレックスがある方や口元を美しく見せたい方には、審美歯科が向いているといえるでしょう。

1-2. 矯正歯科との違い

審美歯科と矯正歯科との大きな違いは「治療期間」です。
矯正治療では、歯並びの根本治療が必要なため、数年単位の治療期間が必要となります。

歯を本来あるべき場所にゆっくりと移動させて、噛み合わせや歯並びを治すためです。

一方、審美歯科では、口元の美しさを重視した短期間の治療が可能です。

歯並びの悪い歯を削って、被せ物を装着することで、歯と歯並びを美しく整えられます。
歯並びの悪さは、全身の歪みや痛みにも直結するため、自分の目的を明確にして治療を受けることが大切です。

2.審美歯科でできる治療

審美歯科で受けられる代表的な治療には、以下の4つがあります。

●オールセラミッククラウン
●ラミネートべニア
●メタルボンド
●ホワイトニング

ここからは、審美歯科で受けられる代表的な治療を4つについて、それぞれ詳しくご紹介します。

2-1. オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンは、土台から表面まですべてセラミックでできた「被せ物(クラウン)」を装着する治療法です。
セラミックは黄ばみなどの変色が少なく、自然な透明感があり、自然で若々しい口元に仕上げられます。

オールセラミッククラウンは土台もセラミック製なため、歯茎との境目にも違和感がなく、きれいに仕上がるのが特徴です。

2-2. ラミネートべニア

ラミネートべニアは、まるで「付け爪」のように、薄いセラミックのチップを歯に貼り付ける治療法です。
主に前歯の変色やすき間、先天的に小さい歯の治療に使われます。

ラミネートべニアのいいところは、他の治療に比べて通院回数が少ないことです。
また、自前の歯を削らずに好みの白さにできるため、
「健康な歯を削るのはちょっと……」
と迷っている方にもおすすめできます。

2-3. メタルボンド

メタルボンドは土台が金属で、表面がセラミックでできた被せ物です。
土台が金属であることから、高い耐久性があります。

一方で、年齢を重ねて歯茎が下がると、土台の金属が見えることがあります。

また金属の色が歯茎に着色することがあるため、前歯治療の際は歯科医とよく相談しましょう。

2-4. ホワイトニング

審美歯科で行う歯のホワイトニングには、次の3種類があります。

●クリニックで行う「オフィスホワイトニング」
●家庭で行う「ホームホワイトニング」
●クリニック・家庭両方で行う「デュアルホワイトニング」

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあります。
自分に合ったホワイトニング方法を見つけたい場合、歯科医に相談するのが一番です。

もし、セラミック治療を同時期に受けたい場合は、ホワイトニングを先に行うのがおすすめです。
ホワイトニングを先に行うことで、セラミックの色調整が楽になるためです。

3.審美歯科で治療を受けるメリット

審美歯科は、費用が高いイメージがありますが、審美歯科だからこそできる治療もあります。
ここからは、審美歯科で治療を受けるメリットをご説明します。

3-1. 金属アレルギーの心配がない

審美歯科で治療を受けるメリットの1つ目は、金属アレルギーの方でも治療が受けられることです。
金属アレルギーを持っている方は、保険診療で受けられる治療に関してどうしても制限があります。

その点、審美歯科で受けられるオールセラミック治療では、金属を一切使用しません。

そのため金属アレルギーの方でも、安心して治療が受けられます。

3-2. 歯・歯茎が変色しない

メリット2つ目は、治療を受けたあとの歯や歯茎が変色しないことです。
保険適用の被せ物は中身が金属のため、経年劣化によって歯茎が黒ずむ場合があります。

しかし、審美歯科でセラミック治療を選択した場合、土台をメタルフリーにできるため、歯・歯茎ともに変色のリスクを最小限に抑えられるでしょう。

3-3. 虫歯が再発しにくい

治療後に虫歯が再発しにくいのも、審美歯科で治療を受けるメリットといえるでしょう。
特に、セラミッククラウンは、金属よりも歯・接着剤との密着度が高いため、唾液や虫歯菌が侵入しにくいという特徴があります。

また、素材も摩擦が弱くツルツルしているため、プラークがつきにくいのです。
そのため、金属治療に比べて、虫歯が再発しにくい歯を目指せるメリットがあります。

4.審美歯科で治療を受けるデメリット

審美歯科で治療を受けるデメリットは、保険適用外となり費用が高額になることです。
また、セラミッククラウン(被せ物)を使った矯正では、健康な歯を削ったり、神経の処置が必要となったりすることがあります。

一般歯科に比べて自由度が高い分、治療の選択に精神的な負担が伴うこともデメリットかもしれません。

5.まとめ

審美歯科は審美性を優先した歯科治療です。
保険診療で行えないメニューは全額自己負担となるため、費用が高額になります。
しかし、見た目の美しさは抜群によくなるといえるでしょう。

歯が黄色い、前歯が出ている、八重歯が気になるなど、口元のコンプレックスを抱えている方は意外とたくさんいらっしゃいます。
口元に自信がなく、思い切り笑えなかった方は、審美歯科について一度相談することをおすすめします。

RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科まで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

関連記事

銀歯が原因で金属アレルギーに?銀歯を使わない治療法をご紹介! 歯科コラム

2023.06.20

銀歯が原因で金属アレルギーに?銀歯を使わない治療法をご紹介!

インプラントの手術後に気を付けることは?食事と生活での留意点 歯科コラム

2022.07.21

インプラントの手術後に気を付けることは?食事と生活での留意点

デュアルホワイトニングとは?通常のホワイトニングとの違い、メリット、費用などまとめて解説 歯科コラム

2023.12.07

デュアルホワイトニングとは?通常のホワイトニングとの違い、メ…

矯正中に口内炎ができる原因とは?対処法も紹介 歯科コラム

2022.07.21

矯正中に口内炎ができる原因とは?対処法も紹介

お問い合わせ

Contact
スケジュール
tel.052-693-5000 〒457-0012
名古屋市南区菊住1-4-10 1F
QRコード

新瑞橋歯科・矯正歯科
LINE