インプラントができない人とは 手術ができないときの対策方法も紹介 - 瑞穂区・南区新瑞橋駅近くの歯医者【RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】

歯科コラム

インプラントができない人とは 手術ができないときの対策方法も紹介

インプラントができない人とは 手術ができないときの対策方法も紹介

こんにちは。

瑞穂区・南区の新瑞橋駅から徒歩4分の歯医者【RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】です。

インプラント治療は、天然歯に近い感覚を味わうことができる治療法です。

しかし、インプラントはどなたでも行えるというわけではありません。

手術を受ける方の年齢や、歯の状態、その方の健康状態などによっては、インプラント治療を受けられないこともあるのです。

ここではインプラントができない人のケースをわかりやすく解説し、手術が受けられないときの対策方法についてもご紹介します。

インプラントができない人とは

インプラントは、歯科治療のなかでも手術を伴う治療です。

そのため、患者さまの健康状態や、口腔内環境によっては、インプラントができないこともあります。

インプラントができないケースは、主に次に紹介する6つのケースです。

それぞれの症例や、手術ができないときの対策方法も見ていきましょう。

20歳未満

基本的にインプラント手術は、20歳未満の方には対応していません。

20歳未満の口腔内は、まだあごの骨が発達途中であるためです。

仮にインプラント治療をした場合、あごの成長によってかみ合わせがずれたり、インプラントが外れたりといったトラブルが起きる恐れがあります。

20歳未満の方がインプラントを希望する場合は、あごの成長が止まる20歳以上になるまで待ちましょう。

それまでは、失くした歯に仮歯を入れたり、別の方法で対処しましょう。

骨粗しょう症など、骨の状態が悪い

骨粗しょう症の治療薬を打っている場合インプラント手術ができないことがあります。

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む手術なので、土台となる骨は強くなくてはいけません。

骨粗しょう症を抱える患者さまの骨は、骨密度が低くてもろいため、骨を強くする薬を飲んでおられることがあります。この薬の影響でインプラント手術を行うことが難しい場合があります。

血液疾患や内科的疾患がある

次のような持病がある方は、インプラント手術ができないこともあります。

  • 循環器疾患(糖尿病・心筋梗塞・狭心症・不整脈など)
  • 呼吸器疾患(高血圧・腎臓病・肝臓病・喘息など)
  • 血液疾患(貧血・血小板が少ないなど)

特に重度の糖尿病を患っている方は、インプラント治療ができないケースが多いです。

糖尿病は免疫力や抵抗力が低下していることもあり、インプラントの傷口における回復速度が遅いため、手術を断られるケースがあります。

ただし、持病のある方でも、主治医に相談することで、治療と合わせてインプラント手術を受けられることもあります。

持病のある方でインプラントを希望する場合は、かかりつけ医と、歯科医師にしっかりと相談することが大切です。

歯周病がある

口腔内に歯周病がある場合、すぐにインプラント手術を行うことはできません。

特に重度の歯周病がある場合は、顎の骨と人工歯根がうまく結合できず、インプラント周囲炎のリスクも高まるため、予定通りの手術ができないことも多いです。

インプラント手術を受けるには、まず先に歯周病の治療が必要です。

治療が長引けば長引くほどインプラント手術も先延ばしになるので、日頃から歯周病対策をするようにしましょう。

普段から歯磨きなどセルフケアを行うのはもちろん、歯科医院での定期検診を受けることが重要です。

妊娠している

妊娠している方はインプラント治療を受けられません。

インプラント治療では、レントゲン撮影や投薬治療、長時間の手術などが行われ、母子への危険が伴うためです。

妊娠中における歯の不具合は、入れ歯や差し歯で対応するのが一般的です。

妊婦さんがインプラント手術を希望する場合は、産後の体調や生活面が落ち着いてからの対応となります。

ちなみに授乳中も処方薬などに考慮が必要なので、必ず歯科医師にご相談ください。

喫煙している

喫煙者の場合、歯周病などが原因で、人工歯根と顎の骨がしっかりと結合できないことがあります。

また喫煙は体の血流を悪くさせ、タバコに含まれるニコチンも血管を収縮させることから、手術後の経過がうまくいかないケースも多いです。

喫煙者がインプラント治療をするためには、禁煙することが望ましいです。

喫煙者のインプラント治療にはリスクが伴うため、手術に備えた一時的な禁煙ではなく、長期的な禁煙に取り組む必要があります。

まとめ:インプラントをするための対策を模索しよう

ここまで、インプラントができない人について解説してきました。

今回の内容をまとめると、以下のような方はインプラント手術を受けるのは難しい場合があります。

  • 20歳未満の方
  • 骨粗しょう症などの治療薬を処方されている方
  • 血液疾患や内科的疾患がある方
  • 歯周病がある方
  • 妊娠している方
  • 喫煙者

ただし、これからインプラント治療を検討する方は、治療や生活習慣の改善などの対策を講じることでインプラント治療を受けられる可能性もあります。

また、歯科医院によっては上記の方でも対応が可能なケースもあるので、信頼できる歯科医院へ相談することが大切です。

RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科では、患者さまに合わせた最適なインプラント治療の提案、予防歯科プログラムなどを立案しています。

他院で断られたインプラント手術のご相談にも、場合によっては対応しているので、歯に関するお悩みや疑問がある方は、ぜひ当院にご相談ください。

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