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歯科コラム

ジルコニアセラミックのメリットとは?ジルコニアとセラミックの違いも解説

ジルコニアセラミックのメリットとは?ジルコニアとセラミックの違いも解説

歯科治療の被せ物や詰め物に使われる材料には、さまざまな種類があります。

使用する材料によって、費用や仕上がりに差が出るため、どの材料で治療を進めるのかは重要なポイントです。

この記事では、歯科治療でよく使われるジルコニアセラミックについて解説します。

  • ジルコニアセラミックのメリット・デメリットが知りたい
  • どのような人におすすめなの?
  • そもそもジルコニアとセラミックの違いって?

このような疑問をすべて解決しますので、最後までご覧ください。

ジルコニアセラミックとは

ジルコニアセラミックは、歯科治療に使われる被せ物の材料です。

ジルコニアは強度が高いものの、審美性に劣るのが欠点でした。

一方セラミックは、見た目の美しさや自然な仕上がりが特徴ですが、強度が低いという欠点があります。

被せ物の内側にジルコニアを使い、外側をセラミックにすることで、それぞれの長所を兼ね備えた治療が可能になるのです。

ジルコニアとセラミックの違い

ジルコニアセラミックは、ジルコニアとセラミックの特徴をあわせもつ材料です。

歯科治療でジルコニアセラミックを使うにあたり、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

ここでは、ジルコニアとセラミックの違いをご紹介します。

費用

ジルコニアとセラミックは、どちらも基本的に自由診療となります。

相場の目安は次の通りです。

種類相場
ジルコニアの詰め物5万2,800~7万400円
ジルコニアの被せ物5万5,000~11万円
セラミックの詰め物3万2,780~7万400円
セラミックの被せ物8万8,000~22万円

ただし歯科医院によって、ジルコニアの方が高いケースもあれば、セラミックの方が高いケースもあります。

審美性

セラミックは透明性が高い白色で、ほかの歯とよく馴染むのが特徴です。

なかでもオールセラミックは、もっとも審美性が高い素材です。

一方ジルコニアは、白いですが、セラミックと比べて審美性はやや劣ります。

ジルコニアを前歯に入れる場合、ほかの人が違和感を覚える可能性があるでしょう。

ただし個々の感じ方や治療の目的によって、最適な選択肢は異なります。

納得して治療できるように、歯科医師と十分に話し合いましょう。

強度

ジルコニアは、とても頑丈な素材です。

人が踏みつける程度の力では、破損することはありません。

一方セラミックは、ジルコニアに比べて頑丈さにやや難がある素材です。

セラミックの被せ物は、負荷がかかりやすい場所には向きません。

用途(奥歯・前歯)

審美性の高いセラミックは、人の目につきやすい前歯に使われることが多いでしょう。

ただし前歯への使用は、奥歯よりも負荷がかかりにくいものの、強い衝撃で破損する可能性があるため注意が必要です。

強度の高いジルコニアは、噛むことによる負荷が大きい奥歯の使用に向いています。

ジルコニアセラミックのメリット

ジルコニアセラミックのメリットは次の通りです。

  • 見た目が自然
  • 変色のリスクが低い
  • 強度が高い
  • アレルギーの心配がない

ジルコニアセラミックは、歯の透明感に近い色合いが特徴です。

食品や飲料の摂取による変色のリスクが低いため、美しい白さを長期間維持できます。

100%セラミックを使用したオールセラミックよりも耐久性があり、噛み合わせの負荷や力による破損のリスクが低いため、長く使用できるでしょう。

また、ジルコニアセラミックは金属アレルギーを引き起こさない素材ですから、金属アレルギーの心配もありません。

ジルコニアセラミックを使うことで、自然な見た目と耐久性を両立できます

ジルコニアセラミックのデメリット

ジルコニアセラミックのデメリットは次の通りです。

  • フルジルコニアよりは強度が劣る
  • 治療費が高い

ジルコニアセラミックは耐久性が高い素材ですが、100%ジルコニアを使用するフルジルコニアに比べると、やや強度が劣るでしょう。

大きな力が加わったり、噛み合わせの負荷がかかったりすると、破損のリスクが高まります。

また自由診療なため、治療費が高い点もデメリットとして挙げられます。

ジルコニアセラミックを使用する場合は、これらのデメリットを考慮して、歯科医師と相談したうえで治療を行いましょう。

ジルコニアセラミックがおすすめの人

ジルコニアセラミックによる治療がおすすめの人は次のような方です。

  • 金属アレルギーを持っている方
  • 歯茎が薄くなっている方
  • 歯茎から見える部分が少なくなっている方
  • 前歯部分に使用したい方

審美性と強度を兼ね備えたジルコニアセラミックであれば、このようにさまざまな症状の治療に使用できます。

まとめ

ジルコニアセラミックは、高い強度と美しい見た目を実現できる素材です。

ただし、歯の状況や治療箇所によっては、オールセラミックやフルジルコニアの方が適しているケースもあります。

治療の際は歯科医師と相談したうえで、適切な素材を使用しましょう。

ジルコニアセラミックを使った治療に関するご相談であれば、RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科にお問い合わせください。

審美治療を得意とする当院では、患者様の要望に合わせた最適な治療法をご提案いたします。

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